グルジアなう。イランわず。トルコうぃる。
みなさま、おひさすぶりでありんす。
ザキダイです。
今、僕はグルジアというカフカス山脈の麓に位置するごいすーちいさな国を散歩しています。
グルジアについても後々ブログにしていこうとは思うのですが、今回はイランについて書かせてください。
かれこれ一ヶ月以上も遡って、イラン編に突入させます。
何故かといいますとですね、妹がイラン編を楽しみにしているらしいんですよ。
ご多分にもれず、僕にも家族がいまして、僕のブログを見ているかいないかは知らないんですけど、妹は見ているんですよ。
たぶん来週のサザエさんくらい楽しみにしているんですよ。
ていうとあれですよね?
僕、日本を離れすぎて日本のことわかんなくなりつつありますけど、これそうとう楽しみにしているってことですよね?
楽しみすぎて月曜日の時点であと5日とか数えているレベルですよね。
きっと楽しみすぎて寝れてないですよね?
もしかして更新されてるかなーって、2秒おきにザキダイのブログ開いているってことですよねー!!
やってもうたー。
ということで、イランへやってまいりました。
だれも知らない、その名も「シラーズ」という街です。
みたいなご意見を頂くことが多々あったのですが、
少なめに見積もって、僕が今まで訪れた国の中でもトップを行く平和感でした。
平和感漂っているでしょう?
もちろん政府による情報規制や行動規制が強いのも事実ではあります。
にもかかわらず、人々は愛で溢れており、親切の極みでした。
行きたい場所を尋ねると、自分の車で送ってくれたり。
アイスが食べたいなーって思っていると、「ほら、アイス」と差し出してくれたり。
とりあえず寄ってけとお家に招かれたり。
頼んでもいないのに、街中を一日かけて案内してくれたり。
とりあえず、何よりもうれしかったのは、
通り過ぎる時に笑顔で「welcome to my country!」っていってくれる人が本当に多かったことかな。
懐かしいですね。
もちろん、かなり無理やり親切をしてくる、
俗に言う親切の押し売りマンみたいなのも稀にいます。
そういう彼らには「いらん」の一言で対処できるのもこの国の魅力です。
愛で満ちたイラン。
この愛は家族が原点です。
イランでは金曜日は家族の日。
街ではお店もぜーんぶやすみ。
家族でご飯をこしらえて、公園へ行ったり、家で団欒するんです。
イラン人ほど、人に話しかけることが得意な国民を僕は今の所知りません。
彼らと話していて、いつも感じた絶対的な安定感。
すごく大きなものが後ろで守ってくれているから大丈夫なんだっていう安心感のもと、僕に話しかけてきているのが分かります。
それが家族の愛なんだろうね。
挨拶したり、話をしたりすることがとても心地よくて、清清しい人が多かったです。
僕から何かを得ることができたり、
貰えることを期待して話しかけてくる人って海外では結構います。
そういうのって分かるから、一緒に居ると疲れます。
貰えるとか、得られるっていう感覚は、自分と他人とは別々なものとして考えているから生まれるものなんだよね。
イランではしなかったんだよね。
目を合わせた一瞬で僕の深い部分に繋がってくる彼らのまなざしは、
彼らと僕を隔てるものなんて本来存在しないことを僕につたえていました。
話す時、異様に近づいてくるあの感じも、
やたらと多用する謎のウィンクも、
なれたら心地いいもんだったよ。
僕らの暮らす日本は、
一日に90人が自らの選択で生きることをやめてしまう、そんな国。
一年でみれば、あの大地震を遥かにしのぐ人たちがなくなっているんだよね。
毎年毎年。
でも、あまりニュースにはならないよ。
地震はあんなにも大きく取り扱っているのにね。
地震では、人の命意外にも壊れたものが多かったからね。
特にお金のからんだ事柄が。
お金の絡んだことには大きく焦点が当てられてるんだね。
イランは自殺者なんてほとんどいないんだよ。
みんなが繋がっているからね。ひとりだけいなくなるなんてできないんだよ。
毎週、大きな聖堂に出向いてお祈りをするんだって。
宗教色がものすごく強い国だね。
宗教って聞くとあぶなっかしい気がするけどね。
考え方の基盤みたいなものだから、あまり毛嫌いする必要も無いと思う。
ベラルーシ、リトアニア、韓国、そして日本。
これらの国は世界大戦後、かつての宗教や価値観が崩壊して、いまだ新しい価値観を持てずに迷走している国たち。
自ら生きることをやめてしまう人が多い国トップ4でもあるんだよ。
僕たちの国は、戦争に負けた。
なのに発展した稀な例。
日本人ががんばったから?
そんなに甘いと思う?
僕たちに原爆を落としたアメリカは、
そんなにやさしくないよ。
僕たちは、経済的に発展するように仕向けられ、
その中で疑問も持たないように、自ら考えないように生かされている。
正直な人は、生きる希望を失う。
そんな中でも、希望を絶やさないように、
一人ひとりがしっかりと考えて、
自分のゆるぎない価値観を手に入れるべきなんじゃないのかな。
イランはとても美しい国でしたよ。
辺りが暗くなりはじめると、ますます治安はよくなって、人々は気持ちのいいところに集まりだします。
アメリカから槍玉に挙げられているイラン。
本当はこんなにもすてきなんです。
僕たちが、もう一度手に入れる必要のあるものたちで満ちているんです。
今回もちょっと真剣になっちゃいましたね。
グルジアのレイキーなちゃんねーでも見て頭を冷やしてきます。
ではでは、みなさままた☆
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