〈生き方のstyle〉

生き方は、違っていい。違いこそ、豊かさ。自分に還れば、皆違う。自分を変えようと旅をした。旅は瞑想に導き、僕は僕に還ることにした。

〈「つなぐ」前にとても大切なこと〉


こんにちは。

TAMAKARA YOGA~魂と体をつなぐyoga~のクラスを開いています、山崎大です。

春を迎え、僕の内側が騒いでいます。
どうも「つながり」の時代の到来を強く願っているようです。


人と人とのつながり。

自分自身とのつながり。


それらを深めてゆくことを、時代が求めていると感じています。


大げさかもしれませんが、時代が、求めています。


ここからは、さらに「つなぐ」力が必要になってゆくと感じ、クラスでもより「つながり」を意識した内容を取り入れていっています。



ですが、つなぐ前にあることをする必要があり、それをしないとつなぐことが出来ません。



今回は、「つなぐ」ためにまず必要なことについて、綴っていこうと思います。


では、春うららハイテンションで行かせて頂きます。


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つなぐとは、インド古代のサンスクリット語でyogaであり、yogaには元々つなぐという意味が込められています。

以前のブログにyogaで何と何をつなぐのかについて綴っておりますので、ご参考までにご覧いただけたら幸いです。


今回は、「つなぐために、まず必要なこと」について書かせて頂きます。




「つなぐ」と耳にして、何を思い浮かべるでしょうか?



「手をつなぐ」「「顔をつなぐ」「魂と体をつなぐ」


つなぐという言葉は、様々なシーンで使われる言葉です。




挙げた例の中で、一番分かりやすい「手をつなぐ」を取り上げて話したいと思います。



手をつないでいる様子を思い浮かべてみると・・



つなぐためにまず必要なことが見えてきます。





それは、つなぐ前の手が「開かれている」ということです。





「なあんだ、あったりまえじゃない」

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ここがとてもとても重要な所です。




そして付け加えるならば、開かれた手は、「落ちついて」いて、「ゆるんで」いた方が、親しみを持ってつなぎやすいですよね。




ガチガチに緊張した状態で無理矢理開かれていても、なんだか手をつなぎづらいです・・
また、握りしめていたら、拒否されていると感じてつなぎたい氣持ちも消えてしまうかもしれません。




「顔をつなぐ」も同様に、ニコニコ笑顔で開かれたもの同士であれば、つなぎやすいですね。



実は、「魂と体をつなぐ」も同様だと僕は感じています。



体が開かれ、弛んで、落ちついている。

この状態になったとき、魂と繋がってゆけるベースが出来てくると感じています。





ですので、つなぐ前に十分にゆるませ、ほどいて、開いておくことがとても大切だと感じます。




日本の社会で生きていると、努力し、緊張し、強張り、結果閉じてゆくことが多くあるように感じています。



ですので、ゆるんでほどいて、開いてゆくということがピンと来ないかもしれません。



ご参考までに、「ゆるむ」は「ゆるす」から来ているといわれます。

また、「ほどく」は「ほとけ」が由来だといいます。




仏様のように穏やかな笑顔で、様々な事柄をゆるしてゆくとゆるみ開かれてゆく。
ということなのかもしれません。




そして、「ゆるす」とは、手放すということでもあります。





ごめんね。

といわれ、「だめー!!」と応えるとき、何かを掴んでいるのです。




「大好きな花瓶を壊されて、ただでゆるすものですか!新しいものをかってくれなきゃゆるしてあげないわ!」
という場合、花瓶に執着があります。


大好きという執着です。






「いいよ」
と応えるとき、掴んでいるものは無く、手放しています。




ゆるすとは、手放すことであり、仏様になってほどけていることであり、その時、手は握りしめているのではなく手放し開かれているのです。




クラスでは、「ゆるしているときにしている体の動き」と「掴んでいる時にしている体の動き」を取り入れながら、体から自然にゆるみ、ゆるしていけるようボーディーワークを構成しています。



既成概念からすると少しばかりおかしな動きも多いですが、楽しんでもらえたらと感じています。



一例を申し上げると、「大あくびをする」ことは、緊張しているシーンではまずでない動きです。

目を見開き、体全体に力を込め、歯ぎしりをすることは、リラックスしているときにはまずでません。



弛緩は、大緊張のあとに起こるという体のメカニズムを利用し、このような動きを繰り返し、ゆるみへと向かってゆきます。




つなぐ前に、まずほどき、ゆるみ、開いておくこと。

ここが土台となり、つながりへと向かってゆけます。





つながりの先にある喜びへと、多くの方々と伴に歩んでいけたら幸いです。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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