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〈生き方のstyle〉

生き方は、違っていい。違いこそ、豊かさ。自分に還れば、皆違う。自分を変えようと旅をした。旅は瞑想に導き、僕は僕に還ることにした。

ナウリ浄化法〜そのメカニズム2〜


こんにちは。

TAMAKARA YOGA〜魂と体をつなぐyoga〜のクラスを開いています、山崎大です。



前回の記事では、ヨガの浄化法である「ナウリのメカニズム」について綴りました。

ナウリ浄化法↑

ナウリ浄化法を行うにあたり重要な部分である「内臓の引き上げ」をするには、呼吸をするために使う筋肉である横隔膜を鍛え柔らかくする必要について前回力説しました。



けれど、横隔膜の筋肉が軟化し筋力が高まっても「内臓は引き上げ」はできない。
という所で次回に持ち越しになってしまっていました。



今回は、横隔膜の筋力同様に「内臓の引き上げ」行う際に重要である事柄について綴っていきます。




横隔膜は、肋骨の底辺をドーム状に張っている膜であり筋肉です。



息を吐くときに、横隔膜のドームは頂点を高め、肺が縮まり、つられて内臓が引き上がりお腹が凹んでいきます。


この力を使い、「内臓の引き上げ」を行うのですが、引き上げを行う際にもう一つ重要な点があります。



それが、「腹部が弛んでいること」です。




お腹周りの筋肉、内臓が十分に弛んでいなければ、横隔膜の筋力が上がっても内臓は引き上がりません。

そればかりか、無理に力で引き上げようとしてしまっては、内臓に損傷を与えかねません。


内臓は、腹膜や内臓間膜と呼ばれる薄い膜でそれぞれが覆われているようです。

普段、動きの多くない内臓であれば、膜と膜の間も動きはなく、癒着しているのではないかと感じています。


実際にわたしが、お腹を弛めるいくつかの手法を自身に行っていた際に「メリメリッ」と内臓と内臓がこすれ合ったり、引き離されたりするような音が聞こえ、感覚的にも同様のことが起こっていると感じたことがあります。



内臓が十分に可動し、弛んだ感覚を手に入れてからは、「内臓の引き上げ」はいとも簡単にできました。


ですので、「腹部のゆるみ」が十分に行われていない時点での、内臓の引き上げは行わないということが大切だと感じています。





では、どのようにして腹部を弛めるのか。

そもそも、お腹は弛んでいない(緊張している)のか。




率直に申し上げると、お腹には緊張が溜ります。

そして、多くの方々は溜ったままになっています。



どのような緊張かというと、感情的な緊張が溜っています。



ぽーんと飛び出たお腹をしている子どもは多いと思います。(おおよそ5歳くらいまで)

彼らの内臓状態は理想的だと言われますが、緊張がないためだと個人的に感じています。


彼らは、泣きたいときに泣き、笑いたいときに笑います。
それが自然だからです。

自然にしていると、お腹はぽーんっ、と飛び出しています。


けれど、「泣きたくても泣けない。」「笑いたくても、笑えない」そんなシーンが成長するに従い増えていくものです。

感情をあらわに表に出すことを、成長にしたがい押さえるようになっていきます。(それがなぜなのか、個人的にとても興味深い部分でありますが、今回は割愛します。)


感情を抑えるとき、例えば「泣きたいけれど、泣かない」「笑いたいけれど、笑わない」そんなとき、力がこもるのがお腹です。

そして、泣いているとき、笑っているとき、弛んでいくのがお腹です。


お腹が奥に引っ込んでゆく年齢と、泣くことや笑うことを我慢するようになる年齢が似通っているのは、偶然ではないと感じます。






わたしたちは過去を忘れていきます。

時は過ぎ、当時どんなに辛く感じていた感情も日々薄れ、感じることは無くなっていきます。


そうして、その出来ごとは解決したかに思えます。

そこには、生存本能による「自己防衛」が働いています。



感情的に未処理の物事を抱え続けていることを避けようとする「自己防衛」が物事を「忘れさせ」ていきます。


忘れることで、日常に意識することは無くなっていきますが、意識しないだけで無くなった訳ではないのです。



実際には、未処理の感情は緊張として、お腹に溜ったままになっています。




蛇足になりますが、老人が痴ほうになるメカニズムも、この「自己防衛」の働きによるということが最近では分かってきているようです。

本人が「分からなくなる」こと、または「忘れること」で問題が無くなったように本人には思えるのです。




この忘れたようにしまわれた感情を流してゆくために登場するのが「瞑想」となります。


瞑想には、様々な種類がありますが、どの瞑想にも共通して言えることは、体に溜っていた古い感情が抜けてゆくことだと思います。



また、瞑想は、体をリラックスさせ脳波を落としてゆくことで深まっていきます。


体をリラックスさせ、脳波を落としてゆくためには、横隔膜を使った深い呼吸が鍵になってゆきます。

ですので、瞑想を深めれば横隔膜は自然と発達し、古い感情も流れお腹は弛んでいくということが言えます。

ナウリ浄化法や内臓の引き上げは、結果自然とできるようになっている。と言えると感じています。


お腹を弛め緊張として残っている感情を流してゆく瞑想で有効であるのは、「ダンシングメディテーション」や「光の呼吸瞑想」「お腹と対話する瞑想」などいくつか種類があります。

それぞれ、機会を見つけ順を追って今後綴ることが出来たらと感じています。


今回は、「内臓の引き上げ」を行うにあたり重要となる「腹部のゆるみ」についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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