〈生き方のstyle〉

生き方は、違っていい。違いこそ、豊かさ。自分に還れば、皆違う。自分を変えようと旅をした。旅は瞑想に導き、僕は僕に還ることにした。

決めたこと、実行していきます。

こんにちは。

 

Tamakara yoga~魂と体をつなぐyoga~のクラスを開いています、山崎大です。

 

とても久しぶりにブログを書いています。

 

最近はとても暑いですね。

 

夏真っ盛りです。

 

日中はインドにいるような氣持ちになれます。

 

朝晩は涼しくなるので、安曇野はいいなあ。と毎日のように感じます。

 

 

最近出歩くことが増え、そんな中で自分を見つめる時間を取っていなかったことに氣がつき、自分の思いを整理するためにも、今感じていることをこちらに残しておきたいな。そんな思いで綴っていきます。

 

お付き合いいただける方、とてもありがとうございます。愛しています。

 

 

先日、とある用事があり久しぶりに都内へ出ていました。

 

満員電車というものに久しぶりに乗ってみました。

 

 

 

苦しかったです。

 

 

 

なんでしょう。

 

 

 

都内に住む方々。

 

スマホを見つめ、背筋は曲がり、どこか不健康そうな方が多いなと感じました。

 

 

それは、海外の長旅から帰国した時に一番に感じる日本人の異様さで、それを再び感じたのでした。

 

 

 

 

 

この国は異様だ。

 

 

 

 

はっきりと、そう感じたことを思い出します。

 

 

 

多くの方が、スマホの画面を覗き込み、背を丸め、外側に広がる世界にはもう飽きていました。

 

飽きていても、そうせざるを得ないかのようにただひっそりと息をして、知らない人と話さないことがさも当然であるような顔をして。

 

 

感動は、ずっとどこかに置いてきてしまったかのような顔たち。

 

 

 

 

生きる躍動。

 

沸き上がる夢。

 

 

そんな言葉は、冷たい目線と失笑でかき消されてしまうかのような。

 

そんなデジタルで温度のない空氣を感じたことを思い出したのでした。

 

 

 

 

この人たちは、もうだめだ。

 

 

そう感じたことも覚えています。

 

 

 

 

僕は世界を旅した。

 

三年余りの月日を費やし、70もの国々を旅した。

 

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暮らす人々の顔。

 

瞳。

 

生活から沸き上がる熱。

 

自然の織りなす風景たち。

 

それらが体の中心を突き抜けていった言葉にできない感覚。

 

 

生きることの意味を知った。

 

 

生まれてきて、こころから良かったと感じた。

 

 

喜びが胸を満たし、

感動にうち震えて、涙した。

 

 

夢が生まれた。

 

 

 

正直に告白すれば僕は、世界を旅する前に、このいのちを断とうとしたことがあった。

 

未来は真っ黒な光で、遠くまで照らしつくされているように当時の僕には見えた。

 

 

生きていること、明日を迎えることは苦痛で、それは絶望という名前がぴったりだった。

 

 

生きることをやめるのか、世界を旅するのか。

 

 

そんな2択を突きつけたとき、自然と足は旅へと向いていたのだった。

 

 

旅が、僕を少しずつ癒した。

 

異国に触れることは、僕自身を見つめることにつながっていた。

 

違うものに触れ、自らを知った。

 

人々の善意に触れ、こころが溶けていった。

 

 

 

癒されながら、この世界から消えようとした僕は、消えていった。

 

 

 

同時に、むくむくと大きくなるものを感じていた。

 

 

僕は、世界を旅した。

 

僕は、生きることの意味を知った。

 

僕は、僕は・・

 

 

エゴが、太り出していた。

 

 

この国は異様だ。

 

この人たちは、もうだめだ。

 

 

そんな高飛車な思いが脳裏をかすめるようになっていた。

 

 

かつて自分自身がそうであったことも忘れ、高飛車な思いに浸っているとは。

 

 

 

 

 

世界を旅しようと思えたことも、そこから感動を感じることができたのも。

 

 

 

 

日本の異様さが僕に苦しみを与え、生きることの本質に向かわせてくれたお陰。

 

世界中を三年もの月日、旅をさせてくれたのは、日本の円が確かな価値を持って世界で通用したお陰。

 

その円の価値を守っているのは、満員電車でゆられる人々の日々の営みのお陰。

 

 

 

 

彼らが、僕を異様な世界から逃がしてくれていたのだ。

 

 

 

 

僕は、この社会から逃げ出し、社会の異様さを知った。

 

 

 

この世界に生きながら自由を感じ、こころを豊かにする術を知ることができた。

 

 

 

それは、三年もの月日異国の中で、ヒマラヤの中で、仕事もせず朝から晩まで追究に没頭できたそのお陰なのだ。

 

 

与えてくれていたのは、今社会の中で揉まれている方々。

 

人によってはその中で生きる意味を見失い、失望もしているのだろう。

 

そのお陰で、僕は多くを知った。

 

学ばせて頂けた。

 

 

頂いたものを、自分だけのものにしていた。

 

 

どうにかお分けしよう。

 

 

それが、今の僕ができる恩返しというものだろう・・

 

 

 

そう思ったのでした。

 

 

脳卒中を初め、旅の中でもいのちの危機をいくつか感じたことのある中で、時々思い出します。

 

 

もしあと、数年のいのちだとしたら何がしたい?

 

 

今やっていることは、数年後、終わりが来ると知りながら続けるのだろうか?

 

 

即座に解答が出せないときが続いていたように感じました。

 

 

今やっていることに、疑問を抱いたのでした。

 

 

そんな中で、ブログを綴ることにためらいが生まれ、今日に至るまでしばらくの時を置いていました。

 

 

 

 

 

 

今、手にされる方が瞑想の恩恵を受け取ることができるCDを作成中です。

 

 

僕がこの世界の最後の日まで表現するとしたらやはり瞑想の恩恵。

 

 

この世界に生まれてきた、その理由を知る道。

 

 

自分らしく、本当のわたしの笑顔に還ることのできる道。

 

 

それが、僕が出逢った瞑想でした。

 

 

 

そしてそれは、できることならば多くの人に。

 

 

 

都会に暮らす、日本の経済を守ってくれていた方々に向けて。

 

変わりたい。

もっと自分らしく、良くなりたい。でもその方法が分からない方々へ向けて。

 

 

 

少しずつ仕上がり、ジャケットも決まり、もう少しでお手にしてもらえる状態へと昇華させています。

 

 

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タイトル「medicine meditation~はじめての瞑想~」 

 

 

 

 

 

 

もう一つ抱いている夢。

 

 

 

インドへ、お連れしたい。

 

 

70の国々を旅した中で、強烈にインパクトであった国。

 

 

生を、死を、その鼓動を肌で感じ、文字通り生きることの意味を見せつけられ、人生を好転させてくれた国。

 

 

 

ディープな暮しの中へお連れする「武者修行的ツアー」計画しています。

 

こちらもピンと来た方と、ご一緒できたら。そんな思いで計画中です。

 

 

 

瞑想をお伝えすること。

 

 

旅を、インドの世界を、お伝えすること。

 

 

もし、数年後に終える命だとしても続けること。

 

迷いなく生まれ出た答えでした。

 

 

 

こちらのブログを通し、進み具合を少しずつ、お伝えさせて頂きます。

 

 

最後までお付き合いいただき、感謝いたします。

 

これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。

 

 

 

山崎大