〈生き方のstyle〉

生き方は、違っていい。違いこそ、豊かさ。自分に還れば、皆違う。自分を変えようと旅をした。旅は瞑想に導き、僕は僕に還ることにした。

「インド・ラストダンスダンスダンス」

大好きな国です。


僕にたくさんのことを注ぎいれてくれました。

昇る朝日のようにゆっくりと、ガンジスの流れのようにゆったりと、僕の心が感謝で広がっていきます。

ありがとうございます。インド。




インドとの出会いは、かれこれ3年と7ヶ月前。

僕は当時24歳で、望んだものはすべて手に入れることができると確信を持っている人間が持つ特有の傲慢さと、湧き上がるエネルギーを携え単身インドへ旅立ちました。




現在に比べインフラは未発達で、
旅がしにくい国だったことも拍車を加えトラブルつづきの旅でした。


800円の切符を30000円で買ってみたり、

タージマハルに入るのに入場料を二度払ってみたり、

二週間くらいずっと熱あったり、

本気で叫んだり、

インドマフィアに恐喝されたり、


もちろん、楽しい思い出も多かったんだけど、
友達に「インドどうだった?」と聞かれた時は、
体験したトラブルの話を話すことが多かったっけなあ。





28歳になって、今回の旅。
同じ場所にもたくさん行きました。



ちっとも同じじゃなかったよ。



少し懐かしかっただけ。






まるで、世界が違いました。



それは、子どものころによく通っていて、それ以降行く機会を失ってしまったとても大きな公園に、時を経てふと立ち寄った時に抱く感慨に近いものがありました。




あんなに怖がっていた滑り台は、肩の高さほどもなく、


何度も飽きずに繰り返し遊んだ象の乗り物は、前後にただ無機質に揺れるだけで、




それらは、以前と何も変わらずに、あのころのまま、あのころの公園で自分の前にただ存在しているだけなんです。








自分が、変わると、世界は変わります。






僕があのころとすっかり変わったことを、インドはあの頃のそのままの姿で教えてくれていました。






出会う人、出会う人、愛で満ちています。



僕は、目を見れば、分かります。



ちょっと悪そうなことを言ってきても、愛で満ちているから、僕笑っちゃいます

そしたら、相手も笑っちゃいます。インドって、そんなんです。








みんなみんな、なかまです。



「ハロー、マイフレン!!」

そういって、いきなり握手してきます。
ついでになんか買っていけって言います。

昔は、
「出会って2秒しか経っていないお前なんて、友達じゃねえ!さわんなっ!!」
くらい平気で言っていました。

当然、喧嘩に発展したこともあります。


今では、かわいくかわいく映ります。
「あれー、声かけてくれて、ありがとう☆調子はどう?僕は今日もビンビンだよ。君は?」
そんな具合です。


二ヶ月ほどインドにいたので、もちのろんで下痢にはなりましたし、日本では体験不能の高熱にもおかされました。

でも、そのくらいです。


不思議なものです。



こんな時、インドを旅する旅人が必ず出会うあの言葉がふと頭をよぎります。






「インド、それは人の森。インドを旅する中で、人に出会わずして旅を続けることはできない。インドには、昔から古い言い伝えがある。あなたがもし、毒蛇にかまれることを恐れるのであればそれは実際に起こるだろう。さあ、いらっしゃい。わたしは、あなたなのだ。」


こんな感じだったっけ?




インドには、たくさんたくさん人がいます。みんな今の自分を教えてくれています。


蒸し返すような暑さの中
、日本のお祭りを凌ぐほどの喧騒、
人の流れいったん入るとぐちゃぐちゃにかき回されて、
一瞬でインドに同化させられる。
まるで、ねばねばの納豆の海に飛び込んでバタフライで泳いでいくかのような感覚。
そんな中で、どういう自分で今いるのか。



それを克明に、現実で教えてくれる。






素敵だと思いませんか。




僕は、インドが大好きで、今の僕が大好きです。



日本に住んでいて、便利な生活をしてきました。

でも、なんでしょう。


何かが足りない気がしていました。
何かとしか、その時は分からなかったけど。。




足りないものに出会って、足りていたことを知りました。

満ちているものに出会って、満たされていなかったことを知りました。




僕たちは、こうしてしか知っていけない生き物なんじゃないかな。

勉強して、本を読んでも、出会って感じないことは心から分かることはできないよね。




今、日本で、何かの歯車がうまくかみ合わず、悩んでいる人がいっぱいいるのを僕は知っています。

隠していたって、分かります。


その人も、楽しいことはいっぱいあるし、悩んでばかりじゃないことだって、分かります。



でも、自分の力、こんなものじゃないって感じているはずだよね?

何かが足りないって、心が言っていない?





日本に、今何が足りないのか。


日本、とか世界とか言うと壮大なこと言いますね、なんていう人いるけど、
みんなが毎日している仕事って、日本で暮らす人々が、本当に欲しいものを作り出すことだよね?


いらないものを欲しいように勘違いさせて、売っている場合じゃないよね?
そんなことしていると疲れちゃうよ。



日本にいたら、日本に足りないものは見えづらいです。

気づく人は気づくかもしれないけど、見えづらい。



満ちているものに出会って、足りないものを知れる。


足りないものに出会って、足りていることを知る。




それを可能にしてくれる場所が外国という存在。

旅をするっている行為。



旅を通して、日本でやるべきことが見えたって言う人、結構います。

僕、そういう人見ているとすごくうれしいです。





内緒にしていましたが、僕は本を執筆しながら旅を続けています。
心の深い部分を揺さぶる本を作っています。





これも、旅がきっかけで見えた僕の今回の役割。









なんか、旅に出ることを勧めるような内容になっちゃったね。。

いろいろな方法はあるから一概には言えないけど、
「旅でよっかなー?っでもなー。。」
なんていう人は是非出て欲しいなっておもう。



どうしても旅に出れないって言う人は、僕の本読んでね。
二年後には出版になりますのでー☆



なんやかんや、ブログもまちまちになってしまいまして、
でも見てくれている人がいると思うと、それだけでうれしいですよね。

ありがとうございます。


僕は23日にイランのシラーズへフライトします。

次回はイラン編かな?
イランはネット繋げないって聞くから、アルメニア編になるかも。。

それでもきっと僕は毎日元気です。

みなさんも、毎日たのしんで☆


最後まで読んでくれてありがとうね☆





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