〈生き方のstyle〉

生き方は、違っていい。違いこそ、豊かさ。自分に還れば、皆違う。自分を変えようと旅をした。旅は瞑想に導き、僕は僕に還ることにした。

バンコクで予防接種。

ザキダイinバンコクです。

ミャンマーのミャワディという町から、バスに乗ること10時間。
タイ最大の都市バンコクへやってきました。

ちなみに現在も私、バンコクで生活しております。
ちなみにこのブログは、一月前の状況を綴っております。

分かりづらくて申し訳ないのですが、一ヶ月前もバンコクにいて、現在もバンコクにいるという状況なのです。

ただ、ご安心くだされ。
その間、カンボジアラオスに足を運んでいますからね。
ずっといたわけではござりません。





かれこれ、一ヶ月前。


そう、それは日が昇る前の薄暗さをまだ引き連れており、これから始まる一日が、重たい音を立ててゆっくりと夜を向こう側へと押しやっているそのさなかに僕はバンコクへ降り立ったのでした。



今まで、わずかしか見たことのなかったタクシーが溢れています。
薄暗い中、客を取り合う客引きが見えます。
道路が三重に重なり、上から僕を圧迫してきます。



僕は、バンコクに渦巻く欲望を感じずにはいられませんでした。

あれほど穏やかで、ゆったりとしていた今までのタイはどこかへと姿を消し、欲望がべったりと分厚く街にこびりついていました。

べたべたした欲望はそこで生活する人々にも容赦なく降り注ぎ、皆すこし疲れています。
おそらくバンコクはこれからの二十年で現在の東京の様相を手に入れるでしょう。代償に大切なものを失いながら。




とまあ、バンコクは欲望の街でした。
端的に言うと「東京」です。
さらに言えば、「渋谷」です。

でも僕、安曇野育ちなんで東京のこと知りません。
あくまでもイメージです。



バンコクには人が欲しいものは何でもあります。
欲しくないものすら、欲しいと思わせてきます。
欲望を刺激して、無理に経済活動を循環させようとしています。


夜だって眠りません。
東京よりも眠りません。

有名なところでは、「ゴーゴーバー」というストリップがあります。
街一体が全部そういうお店です。
ただのストリップではなく、いろいろなショーや何やらがあり、お金さえ出せばお持ち帰りも普通です。
そしてそこ、日本人客多すぎです。


僕、ストリップに対しては、人並みの欲求すら持っていなかったので、全てのお店にあいさつ回りをした程度でした。



今回の旅に出た当初から、バンコクですることは決まっていました。なにげにタイで一ヶ月は消費するつもりで旅に出ていました。

それはあれです。あれをするためです。
そう、やっぱりゴーゴーバーですね☆



バンコクで予防接種です。

僕日本では、A、B型肝炎とインフルエンザのワクチンしか打たずに出国していました。

人によっては十分だと考える人もおられますが、僕は加えて、黄熱病(これはしておかないとアフリカや南米で入国できない国があります。)腸チフス、狂犬病のワクチンを打ちたいと思っていました。
犬にかまれたりしたらやだからね☆


なぜザキダイ、日本でこれらの予防接種をしなかったのか?



賢い皆さんは、この疑問にぶち当たったことだと思います。


それはでつね、値段です。


狂犬病=15000円(日本) 800円(バンコク

黄熱病=10000円(日本) 2300円(バンコク

腸チフス=なし(日本)     800円(バンコク


とまあ、こんな具合でしたのでバンコクを選択しました。
2秒と迷わずバンコクを選択しました。

ちなみに狂犬病は3本の注射が必要なので、日本でやれば高いですねー。なんなんでしょうね、値段って。。


バンコク市内にある「スネークファーム」という赤十字病院でできます。
蛇の見学ができたりと、観光化されている場所なので簡単にいけます。


「タイでの注射ぱいしん。。」
て方にお伝えしておきますが、たぶん安全です。

注射器は新品ですし、ワクチンも家庭用冷蔵庫で冷やされていました。
それに先生はそうとう注射なれしてます。狂犬病とかは日本の方の100倍は経験豊富だと思います。

日本で、「狂犬病の予防接種打ちたいんですけど。。」
というと「少々お待ちください」
となります。
普通に10分くらい待たされます。
駆け込み乗車が日課のサラリーマンだったら発狂しちゃう長さです。

しかも、ちょっと質問するたびに、「少々お待ちください」
となります。
うーん、きっと受けたことないんだろうなー。

僕、すごーく不安になりました。

タイは、秒殺してくれます。

三回通いましたが、全部早かったです。
小一時間かけて行ったことがなんかもったいないような短さで帰されます。
小一時間かけてきた道を戻ります。
途中でマッサージに寄ったもんならもう夕暮れです。



そんなバンコク生活を送りながら、僕も旅人として恥ずかしくない体を手に入れました。
狂犬病のワクチン効果はすさまじく、今までは犬がいると「うわ、こわっ。かまれたら致死率100%の狂犬病になってしまうかもしれん。いや、なるな。たしか狂犬病のウィルスは水溶性だから噛まれた際は、患部をまずは水でよく流して、アルコール除菌ティッシュで消毒か。そうだ、その昔、狂犬病は恐水病と言われていたことがあり、狂犬病にかかった犬は水を極度に恐れるんだった。するってーとだな。僕には水が必要だ。とにかく水だ。それも大量のがいい。500mlとかじゃない、大量の水だ。2Lがいい。2Lだ!2Lの水を飲むことを押切もえちゃんもかつて推奨していたしね!」
と水を買いに走ったものです。


今では、「うわ、こわっ!」
くらいになりました。


旅に出ていてやってない方、バンコクでおすすめです。


行く方は、カオサンロード付近から47番のバス途中下車です。



ワクチンを打ち終えた僕は、アンコールワットを目指し、カンボジアへと旅立ちます。

ここは、僕の忘れることのできない場所となりました。
次回のブログで、お伝えしますね☆



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26日にインドへいきます☆コルカタという街です。
なつかしのインド、どんな様相で僕を迎えてくれるんだろう。たのしみだし、ちょっといやです。

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