『中国ショミンの暮らし』
18時間の列車はがーさすにきつうございました。
だって、日本でもあるあの対面式の座席ですからね。
うまく眠れませんでしたよ。
みなさん、いつもシェイシェイ、アー。
どうも、僕です。
ザキダイです。
福建省の最大の都市、福州へ到着しました。
福州から、ローカルバスでちんさんのいる福清を目指しました。
ちんさんに早く会いたいなー☆
上海へ向かう船の中では、ごいすー親切にしていただきました☆
また、あの親切なちんさんに会えると思うと胸がキドキドしちゃいます。
胸躍るとはこのことですね☆
幼い頃、ジャスコへ連れて行ってもらえることが分かったときの、あの気持ちです☆
「ちんさん、人変わってないよね?」
「あのときのように、ちゃんと日本語話してくれるよね?」
「ホームに帰った途端に、人が変わってて冷たくされるんじゃないかな?」
僕と相方ケンニンくんは、ありもしない想像をして、ちんさんとの再会を今か今かと心待ちにしていました。
僕らは、出会った当初ちんさんが真黄色のフリースを着ていたことから、ちんさんのことをお金持ちだとばかり思っていました。
「あの黄色は、黄金の色だ。お金持ちしか着こなせない」とはケンニンくんの言葉です。
どんな車で迎えに来てくれるのかなあ?BMかなあ、ツーベンかなあ、はたまたリムジンかなあ?
ちんさんはバスで来ました。
ちんさんは、お子さん3人と奥さんとでアパート暮らしでした。
「わたしはショミンだからー。」
ちんさんはそう言っていました。
僕らは「黄色いフリース着てそれ言われてもねー。」
とはなからちんさんをお金持ちの設定にしていました。
あとで聞きましたが、黄色いフリースは日本で340円で買ったものでした。
ちんさんは、貧乏こそしていませんが、特別裕福でもなくそこまで暮らしに余裕があるわけではありませんでした。
それにもかかわらず、僕らが行くことを快く受け入れてくれていたのでした。
本当に、こころから温かい人でした。
僕はちんさんみたいになりたいとマジで思いました。
ちんさんのアパートで、おなかいっぱいご飯をいただきました。
奥さんが、長い時間をかけて料理を作ってくれていたそうです。
他では味わえない中国家庭の味です。ちんさん家の味です。
やさしさが食べ物を伝わって、僕の中に流れ込んできます。
味は、わかりません。
とにかく、やさしいんです。
その日、寝不足により僕らは疲れきっていたので、ちんさんご指名のマッサージ店へ行き、早めにおねんねしました。
どうも、明日の予定をちんさんがいろいろ考えてくれているみたいなのです。
「普通常識的に一泊ってもんでしょ。」
と連泊拒否されることも想定していた僕は、ちんさんの好意にただただ頭の下がる想いでした。
ちんさん、ほんとうにありがとう☆
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あなたによきことが降り注ぎますように☆
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