船上ブログ☆〜プライバシーレベル講座〜☆
みなさん、こんにちは☆
どうも、僕です。
今日は船上からの更新です☆ブログに対して割とストイックなスタイルになってきています。
上海行きにあたり、大阪の国際フェリーターミナルへ着てみました。
これが乗る船です。
船でっかくて、これからどんな航海になるのか胸を躍らせています。
コロンブスの気持ちが今ならわかります。
チェックインを済ませ、出航までの時間ブラブラすることにしようと思ったところ、
「すみません、お兄さんちょっといいですか?」
突然声がしました。
声の方に顔を向けると男性が立っています。
その男性は中国人でした。
流暢な日本語を駆使していましたが、僕は2秒でその男性が中国人であることを見抜きました。
むしろ、近づいてくるときの近づき方だけで中国人だと判別していました。
僕は念のため、プライバシーレベルを2から100へ引き上げました。
ちなみに、僕のプライバシーレベル(MAX)は53万です。
男性は、
「お兄さん、ちょっと荷物を運ぶのを手伝ってくれる?」
といいます。
僕をお人よしの日本人だと見抜いていたらしいです。
国籍はおろか、お人よし度まで見抜かれ、相手がかなりの使い手であることを悟りました。
プライバシーレベル100で対応できる相手ではなさそうです。
いきなり断るのも、失礼なのでとりあえず荷物を見せてもらいました。
でかいです。
死体か大量の麻薬が入っていることが疑われました。
「中身を見せてくれ、交渉はそれからだ」
と伝えると、
「中身?これの中身?それはできないよー、大変だよー。引越しの荷物だから、大きいんだよー。中はこたつだよー。もしかして危ないものだとか思ってるの?」
と男性。
なんだか、話しているうちに胡散臭く感じてきたので、
「断る!中身のわからんものなど、運べるか。」
と突き放しました。
ノーと言える日本人の僕です。
おそらくこのとき、僕のプライバシーレベルは42000を超えていたと思います。
ドラゴンボールでいうと、ネイルあたりと互角にやりあえる程です。
皆さんの中には、「中国人かわいそう。。ザキダイって冷たいじゃん。」
とお思いの方もいることだと思います。
しかし分かっていただきたいのですが、僕はザキダイである前に旅人なのです。(そうなの?)
旅人は、完全に人を信用してはなりません。
99%信用しても、最後の1%は疑いにまわしておかなくてはならないのです。
そして、プライバシーレベルを高めることにより、相手を疑うことが可能になります。
「プライバシーレベルを瞬時に高め、相手を疑うこと」が身を守る掟であると、僕はインドで教わりました。
旅人とは、そんな寂しい生き物なのです。
男性はあやしい動きを繰り返していました。
いろいろな人に声をかけ続けています。
きっと、本当に困っているだけなのでしょう。
99%はそうでしょう。
ただ、1%の疑いがあれば、荷物は運べないのです。
それが、異国で生きていくということです。
僕は心のうちで涙を流しながらも、これからの旅でプライバシーレベルの管理を徹底することを誓いました。
中国へはプライバシーレベル2000あたりで上陸します。
サイバイマンクラスが現れても、これなら倒せますので☆
最後に船内をご案内して今日はどろんさせていただきます。
でっかいんですねえ。
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