〈生き方のstyle〉

生き方は、違っていい。違いこそ、豊かさ。自分に還れば、皆違う。自分を変えようと旅をした。旅は瞑想に導き、僕は僕に還ることにした。

出国前の共同作業☆

今朝、目を覚ますと、母がなにやら外で作業をしておりました。

愛車のデミオのタイヤを換えようとしているようです。








今年も雪の季節となってまいりました。

スタッドレスタイヤという、通常のタイヤと比較して柔らかいゴムを用いており、路面に吸着する性質を利用して、スリップを防ぐタイヤに交換するようです。





かつては、スパイクタイヤという、タイヤそのものにいくつもの鋲が打ってあり、鋲が路面を噛むことを利用して、スリップを防ぐタイヤが市場を賑わせておりました。



路面をスパイクタイヤが削ってしまうことで、粉塵と化したアスファルトが人体に悪影響をあたえるという理由で、販売禁止となったことを懐かしく思い出します。





そういえば、ご近所の細井さんのお家はスパイクタイヤの販売禁止後もタイヤの鋲を抜いて、ノーマルタイヤだと偽って乗っていたっけ。







当時の僕は小学校2年生でした。




そんな幼かった僕も、現在27歳となりのど仏も完成形を迎えております。

体毛も生え終わりました。






母が、タイヤを取り替える背中を見て、しばらく感慨に浸っていると、あることを思い出しました。










昨日、母が僕に

「明日、朝早くからタイヤを取り替えるから手伝ってくれる?」

と言っていたのでした。










スパイクタイヤのくだりから、完全に空想の世界に飛び立ってしまっており、そんな常識を逸脱している自分がやや残念に思いながらも、あたかも当然頼まれごとを覚えていたかのように、母の前に参上しました。






VIPスタイルの僕は、物心ついてからというもの、タイヤ交換をしたことがありませんでした。

VIPスタイルの僕は、お金さえ払えばタイヤは交換されるものだと思っていました。






母は、自らの手で交換しているというのにです。






親の背中を見ながら、空想ばかりしていたようです。





通常、親を見れば子は分かりますが、僕の場合は違います。


親は、ちゃめちゃめしっかりしています。




僕もちゃんと母の背中を見ていたなら・・空想の弊害をつい責めてしまいます。





「二人でやると、はやいねえ。」

母がつぶやきました。


僕は心の中で、

「共同作業って、僕すきだよ」

とフォローしました。





早朝から、母と共同作業をすることができました。


母の満足そうな顔が見れて、僕は大変満足しました。








これがもしかしたら最後になるかもしれないね。

と、ことあるごとに、今回の旅で帰らぬ人となるような冗談を口にしている僕ですが、また母と共同作業をしたいと感じました。






右が母です。


ザキダイ 『生き方のstYle』

僕がいない間も、お父さんと仲良く暮らしていてね。





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